エデンの鍵に関する情報を置いていくブログ。
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病院に見舞いに来たフロットに相談するフェンリル。
「ちょっと、相談してもいいか。あんた、一応、年上だしさ。」
唐突な申し出にも、フロットは快く応じる。
「俺で役に立てるなら。」
「俺、くぅに意識してもらえてないみたいなんだ。好きって言ったのに、ボクもって、無邪気に返されて。絶対意味分かってないよな。」
ため息混じりのフェンリルに、フロットが赤面する。
「え?ちょ、おま、おま、お前、空音に好きって言ったのか?」
慌てるフロットに、フェンリルもつられて赤面した。
「いけないのか?好きって言うもんじゃないのか、好きだったら。」
「好きって、要するに、プロポーズだろう?」
斜め上のことを言われて、フェンリルは更に横滑りしたことを答える。
「そうだったのか!?じゃあ、俺、くぅと結婚していいのか!?」
そういう問題じゃないと突っ込む人間は、この場には誰もいない。
暴走したまま話は進んでいく。
「でも、意識してないんだろう。」
少し冷静になりつつあるフロットに、フェンリルは問いかけた。
「どうすればいいかな?」
「と、特別な日に、プレゼントを贈るとか?」
もじもじと答えたフロットに、フェンリルは真面目な顔で返す。
「プレゼントか。飴でいいかな?」
「それは違うだろう!た、例えば、花とか、指輪とか……。」
もうどうしようもない無知な二人の会話は止まらない。
「指輪か、でも、俺、くぅの指の太さ、知らないんだよな。」
ちなみに、指輪のサイズなどという知識は、フェンリルにはない。
「す、すまん、俺は用事ができた。帰るよ!お大事にな。」
結局逃げたのは、フロットだった。
後日。
「くぅ、指の太さ教えてくれ。」
「え?太さって、ボクの指、太いかな?」
「触っても分からないもんだな。」
よく分からない会話をするカップルがいたりいなかったり。
「ちょっと、相談してもいいか。あんた、一応、年上だしさ。」
唐突な申し出にも、フロットは快く応じる。
「俺で役に立てるなら。」
「俺、くぅに意識してもらえてないみたいなんだ。好きって言ったのに、ボクもって、無邪気に返されて。絶対意味分かってないよな。」
ため息混じりのフェンリルに、フロットが赤面する。
「え?ちょ、おま、おま、お前、空音に好きって言ったのか?」
慌てるフロットに、フェンリルもつられて赤面した。
「いけないのか?好きって言うもんじゃないのか、好きだったら。」
「好きって、要するに、プロポーズだろう?」
斜め上のことを言われて、フェンリルは更に横滑りしたことを答える。
「そうだったのか!?じゃあ、俺、くぅと結婚していいのか!?」
そういう問題じゃないと突っ込む人間は、この場には誰もいない。
暴走したまま話は進んでいく。
「でも、意識してないんだろう。」
少し冷静になりつつあるフロットに、フェンリルは問いかけた。
「どうすればいいかな?」
「と、特別な日に、プレゼントを贈るとか?」
もじもじと答えたフロットに、フェンリルは真面目な顔で返す。
「プレゼントか。飴でいいかな?」
「それは違うだろう!た、例えば、花とか、指輪とか……。」
もうどうしようもない無知な二人の会話は止まらない。
「指輪か、でも、俺、くぅの指の太さ、知らないんだよな。」
ちなみに、指輪のサイズなどという知識は、フェンリルにはない。
「す、すまん、俺は用事ができた。帰るよ!お大事にな。」
結局逃げたのは、フロットだった。
後日。
「くぅ、指の太さ教えてくれ。」
「え?太さって、ボクの指、太いかな?」
「触っても分からないもんだな。」
よく分からない会話をするカップルがいたりいなかったり。
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